拝殿

堂内参拝とほの灯り法話

堂内参拝とほの灯り法話

前回に続いて行われた「ほの灯り法話」。お釈迦様の前身であるうさぎが善行を讃えられて移されたため、月にはうさぎがいるというお話や、金剛寺のご本尊・阿弥陀如来様は、いつでもどこでも私たちを見守り、お救いくださるありがたい仏様だというお話に、大勢の来場者が耳を傾けていました。

拝殿

おわら風の盆

おわら風の盆

「おわら風の盆」の始まりは江戸時代の元禄ごろに遡ると言われていますが、現在の踊りは昭和4年に日本舞踊の若柳吉三郎が振り付けたもので、日本舞踊らしい優美な所作が随所に見られます。
歌と演奏は地方衆の皆さん。哀切感を帯びた胡弓の音色が独特の雰囲気を醸し出します。 歌っている中村さんは、平成12年の「郷土民謡民舞全国大会」で総合優勝・内閣総理大臣賞、翌年の「全国民謡フェスティバル」でもグランプリ大賞に輝いた越中おわら節の第一人者。素晴らしい歌声で来場者を魅了しました。
踊り方を教えてもらった来場者が踊り手たちと一緒に輪になって踊る機会もあり、踊り手の動きに合わせるのに苦労しながらも、楽しく踊る姿が見られました。

拝殿

雅楽演奏

雅楽演奏

雅楽の代表曲である「越天楽(えてんらく)」には、平調(ひょうじょう)、盤渉調(ばんしきちょう)、黄鐘調(おうしきちょう)の3つの異なる楽曲があり、中でも「平調越天楽」は黒田節や民謡、唱歌といった日本音楽の源流とも言えるものです。今回は、曲調が異なる「黄鐘調越天楽」が奏でられ、古式ゆかしい調べを堂内に響かせました。

拝殿

千手観音ダンス

千手観音ダンス

金剛寺の催しではすっかりお馴染みになった念法青年会による「千手観音ダンス」。花鳥欄間に彩られた神殿をバックに踊る千手観音の姿は、まさに天上世界そのもの。ぴったり息の合った美しい踊りに、来場者からは惜しみない拍手が送られていました。

拝殿

風船で遊ぼう!

風船で遊ぼう!

おにいさんの手の中で、長い風船がみるみるうちに剣や動物に変わっていく様子を、目を丸くして見つめる子どもたち。剣でチャンバラごっこをして元気に遊ぶ姿もあちらこちらで見かけました。

浄土庭園

光る石の小径

初登場の光る石。色とりどりに光る小石で描かれた道が、夜の闇に鮮やかに浮かび上がり、まるで極楽浄土へと導く道しるべのよう。立ち止まって驚きの声を上げる来場者も多く見られました。

浄土庭園

極楽の間

極楽浄土を描いた壁画が飾られた「極楽の間」も昨年に続いて公開されました。水面に映り込む庭園の光景は、まるで一幅の絵のような美しさです。

光の海と祈りの広場

回り灯籠と大行灯

鳳凰や鶴、月や花など風雅な光景を映し出す「回り灯篭」と、その四隅を守るようにそびえ立つ8つの「大行灯」。奥の拝殿が隠れるほどの堂々たるスケールは、思わず目を瞠(みは)るほど。
少しでも多くの灯りを楽しんでもらおうと、雨で灯りが消えたカップろうそくに火をつけて回る念法信徒の姿も目を引きました。

風の丘とおとぎの森

光るすすきの丘・光るきのこの森

一面に広がるさまざまな色と形の灯りが、風と遊ぶようにゆらゆらと揺れる「風の丘とおとぎの森」。おとぎ話の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気に包み込まれます。

ゆらめく灯りと言葉の小径

月あかりの花

色鮮やかな「月あかりの花」が闇に浮かび上がり、風が吹くたびにゆらめいて神秘的な姿を見せていました。

竹灯りときらめきの回廊

竹灯りのアーチ

来場者を迎える竹のアーチ。柔らかな緑色に照らされた竹のトンネルが来場者を広場へと導きます。

竹灯りときらめきの回廊

輝くガラスのタワー

透明なガラスビンを積み上げたタワーは、ろうそくの灯りとは思えないほどまばゆく輝いて、あたりを明るく照らしていました。

子どもの広場

お地蔵さんを描こう!

お母さんと子どもたちが初めて一緒に描いたかわいいお地蔵さん。来年はもっとたくさんの子どもたちがお地蔵さんを描いて、行灯を飾れるといいですね。