浄土庭園へと続くほの暗い小径を、不思議な輝きで鮮やかに彩る「光る石」。この先に広がる幽玄な灯りの庭園への期待も高まります。
「ほの灯り金剛寺」での特別公開を心待ちにしているファンも多い絶景スポット、浄土庭園。
照らし出された伽藍を遠景に、極楽浄土を描いた「極楽の間」を眺めながら、池の周りをゆったりと散策できる落ち着いた大人の空間です。
広場中央に設けられた大きな献灯台は、たくさんの願い事でいっぱいに。家族の幸せや世界平和を願う来場者一人ひとりの心からの思いが、大きな一つの祈りとなって、仏さまへと届けられました。
広場中央に設けられた大きな献灯台は、たくさんの願い事でいっぱいに。家族の幸せや世界平和を願う来場者一人ひとりの心からの思いが、大きな一つの祈りとなって、仏さまへと届けられました。
「ほの灯り金剛寺」のオープニングを飾るのは、念法の楽人たちによる歩き雅楽。おむかえ広場からメイン会場へとゆったりと歩を進め、拝殿前で演奏を披露して、楽しいひとときの開幕を告げました。
夜空の下、ほの灯りに囲まれてお話を聞きながら、仏さまの智慧を楽しく学べる「ほの灯り法話」。「もっとじっくり法話を聞きたい」というご意見も多い人気の高い演目です。
耳慣れない唱法や楽器で異国情緒あふれる音楽を聴かせてくれた、ホーミー奏者の岡崎俊介さんとディジュリドゥ奏者の六界さん。モンゴルの遊牧民が風とともに歌ったというホーミーと、オーストラリアの原住民が儀式に使った「世界最古の管楽器」とも言われるディジュリドゥが、ほの灯りに包まれたステージに見事に調和していました。
ホーミー(喉歌)は、喉で声を共鳴させることにより、笛の音のような高い倍音と低い声を同時に出す独特な唱法。モンゴルの弦楽器・馬頭琴を奏でながら、不思議なハーモニーを聴かせてくれました。
「ほの灯り金剛寺」のために結成された限定ユニット「Mon chouchou(モンシュシュ)」。ギター&ボーカルの谷山和恵さん、ウッドベースの中村尚美さん、フルートの久家菜々子さんの3人が、ほの灯りにぴったりな、スローで心地よいセッションを繰り広げました。
念法青年会による「千手観音ダンス」は、ほの灯りの顔ともいえる大人気演目。ステージのトリを初めて務めた今回は、新調した鮮やかなオレンジ色の衣装で、優雅な舞いを披露しました。
色とりどりの「光るすすき」が風に揺れる丘の上に、見上げるように高い「光文様行灯」が出現。広場から眺めるもよし、丘に上がってそぞろ歩くもよし。人気の散策スポットに新たな魅力が加わりました。
幾重にも連なる「朱の鳥居」は、来場者を別世界へとワープさせる魔法のトンネルのよう。鳥居に反射する朱の灯りに染まりながらくぐりぬけるうちに、ほの灯りの世界への期待が高まっていきます。
より多くの方に献灯してもらえるよう、広場の外に広いスペースを設けた「一念祈願あかり奉納」の受付。家族や親しい方々と一緒に、楽しく語らいながら願い事を書く姿が見られました。
斜めに切った竹が笑っているように見える「竹あかり」や、可愛いお地蔵さん行灯、念法眞教の書籍「こころの温度を1℃あげよう」を紹介する「メッセージ行灯」などが並んだ「竹あかりの小径」。
初公開となった「みず灯りスクエア」は、金剛寺本坊中庭の落ち着いた空間。大きなガラス越しに眺めるライトアップされた池の光景や、水中に映し出される映像を眺めながら、心地よい時間を過ごせます。
子どもたちがお餅つきを体験できるコーナーもあり、大人気だった「お餅つき」。ぺったんぺったんとリズミカルな音が響き渡る中、つきたてのおいしいお餅が来場者にふるまわれました。
子どもたちが大好きなアニメや童話を上映した「子どもシアター」。大きなスクリーンに映し出される映像を、子どもたちは夢中になって見つめていました。
おむかえ演奏の担当は、ギターの谷山和恵さんとフルートの久家菜々子さん。開場までの待ち遠しい時間を、ボサノバ調の軽快な演奏で楽しく過ごさせてくれました。
山門では、色鮮やかな写真で「ほの灯り金剛寺」の世界を表現した大行灯が来場者をおむかえしました。