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- ほの灯り金剛寺2012のみどころ
「ほの灯り金剛寺2012」は、9 月29 日(土)に終了いたしました。
残念ながら雨天となった今回は、メイン会場を堂内に変更して開催いたしましたが、悪天候にもかかわらず多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。
急な会場の変更で、行き届かない点もあったとは存じますが、催し物やおもてなしにはご満足いただけましたでしょうか。
「ほの灯り金剛寺」は、私たちと地域の皆様がともに楽しみ、よりよい地域づくりへの思いを共有する大切な機会です。今回のように天候に恵まれない時でも、皆様の心にあたたかな灯火を灯すことができるよう、これからも精進を重ねてまいります。
萬燈の灯りに照らし出された金剛寺で秋の夕べを楽しく過ごす「ほの灯り金剛寺」。近年、初詣や「花びより金剛寺」など、地域に開かれた行事が1 年を通じて催されていることもあり、「ほの灯り金剛寺」も秋の恒例行事として地域に親しまれています。
4回目を迎えた今回は、開場前からあいにくの雨となり、急遽メイン会場を堂内に移して開催されました。印象的だったのは、来場者に応対する念法信徒たちのにこやかな表情。日頃から大切にしているという「おもてなしの心」が自然に表れているような笑顔に、楽しいひとときへの期待も大いに高まります。
特に初登場の「おわら風の盆」は、富山県以外で見られる貴重な機会とあって、これを楽しみに来場された方も多かったようです。
本来は広大な境内一面に広がる灯りの中で行われる催しだけに、今回は「ほの灯り金剛寺」らしさが十分に発揮されなかったかもしれません。
新企画の来場者が手づくりするお地蔵さん行灯や、恒例の一念祈願ろうそく、子どもたちが楽しみにしていた影絵遊びなど、参加型の催しが中止になったことは本当に残念でした。ただ、お地蔵さん行灯は、数組の親子が手づくりしたものがあり、山門に飾られていました。来場者からは「かわいいね!」「私も描きたい」と好評でした。
一方で、雨が降ったからこそ、念法信徒の「おもてなしの心」や、催しを支える人たちの思いをより濃密に感じられる場面もありました。来年の「ほの灯り金剛寺」では、今回の教訓や成果を活かして、いっそう魅力的で楽しいひとときを過ごさせてくれることでしょう。