「ほの灯り金剛寺」では初となる、念法の僧侶による「散華(さんげ)と声明(しょうみょう)」が、今回いちばんの見どころです。
オープニングの歩き雅楽とともに広場に入場した10人の僧侶が、蓮の花の形をした散華を散らして、あたりを浄めながら進む姿は、本来は法要などの行事でしか見られない貴重な光景。
拝殿の目の前で整列すると、諸仏をお招きするために、お経に節をつけて唱える「声明」を上げ、散華を散らして、仏様を会場にお招きしました。
今回使った散華には、金剛寺の修行僧たちが描いたイラストを採用。お地蔵さんが優しく微笑む「ほの灯り金剛寺」オリジナルの散華は、帰途につく来場者の方々にも渡され、喜ばれていました。