当日は十五夜。拝殿の向こう側から上ってきたお月さまが、薄い雲を通して会場内をほのかに照らす中、広場中央の大きな行灯や、カップローソクが描く灯りの波紋など、さまざまな灯りの競演が来場者の目を楽しませました。
堂内のステージには、日本を代表するタンゴ四重奏「アストロリコ」のメンバーで構成された「Tangam Trio(タンガムトリオ)」が初出演。本場アルゼンチンでも高く評価される世界レベルのタンゴ演奏を披露し、聴衆を魅了しました。
また、柔らかな音色を響かせるハンマーダルシマー演奏や、すっかりおなじみの千手観音ダンス、ほの灯り法話など多彩な演目が、神殿を背景にした金剛寺堂内ならではのステージで繰り広げられました。